布団を外に干す目的は、ずばり布団を乾燥させることですよね。
人は寝ている間にたくさん汗をかきますが、汗を吸った湿気たっぷりの布団をそのまま使っていると、ダニやカビの問題が出てきます。
この問題を解決するには、定期的に布団を外に干して乾燥させる必要があります。
とはいっても、
- マンション住まいで、ベランダに布団を干すのが禁止されている。
- 梅雨の時期で、なかなか外に布団を干せない。
- 布団が重く、外に干すまでの持ち運びが大変。
こういった悩みを持つ方も多いかとおもいます。
そこで今回は、布団の外干しが不要になり、かつ普段使いとして便利な布団乾燥機を3つ紹介します。
※布団乾燥機を使えば、布団を外干ししなくても、ダニ退治やカビの発生を防ぐことができます。
外に干せない時の救世主!布団乾燥機おすすめ3選
外に干せない時に便利な布団乾燥機をランキング形式で順位づけしてみました。
ラインキング1位に選んだのは、アイリスオーヤマの「カラリエ(FK-W1)」です。
なんといってもツインノズルなのが1位の理由。
家族人数分の布団を乾燥させるとなると、それなりに時間がかかってしまいますよね?
例えば、乾燥時間が30分/回として4人家族なら、少なくとも2時間…。
このモデルはツインノズルなので、
1回で2つの布団を同時に乾燥でき、乾燥時間は半分のたった1時間!
毎日家事で忙しくされている方には、時短の面でかなり魅力です。
ラインキング2位に選んだのは、象印の「スマートドライ(RF-FA20)」です。
ホースがなく、本体をパッと開くだけで簡単に使えるのが最大の魅力!
普段使いとして、簡単さ・便利さを求める方に最適です。
ラインキング3位に選んだのは、三菱電機の「フトンクリニック(AD-X80)」です。
あまり使用頻度は多くないかもですが、付属の「ヒートパンチマット」で布団を包み込めば、ふとんを隅々まで乾燥できダニ退治はバッチリです!
普段使いに便利な布団乾燥機の比較
1位〜3位にランキングした布団乾燥機の特徴を比較表にまとめてみました。
どの布団乾燥機を選んでも失敗はないと思いますが、例えばこんな方におすすめです。
- 家族が多く布団の数が多い方。
- 乾燥時間を短時間で済ませたい方。
- 最も簡単に使える布団乾燥機がほしい方。
- 毎日使う布団乾燥機だからこそ、便利さにこだわりたい方。
たまにはしっかりと布団の隅々まで乾燥したい方。
布団乾燥機の使い方はとっても簡単!
今回紹介した3つの布団乾燥機はどれも、使い方がとてもシンプル。
- ノズルを伸ばして布団に入れる。
- 電源コードをコンセントにつなげる。
- 布団乾燥機の電源を入れてスタート。
基本的にこれだけです。簡単ですね。
象印の布団乾燥機だけはノズルがないので、本体をパッと開いて布団に差し込むだけ。
こちらの方がシンプルです。
あとはお好みでタイマーをセットすればOKです。
ものにもよりますが、乾燥時間は30分くらいを目安にするといいかと思います。
布団乾燥機を使うメリット
布団乾燥機を使うメリットは次の3つです。
- 外に布団を干さなくてもダニ退治できる
- 布団に花粉や黄砂などが付着しない
- 布団を干すための外への持ち運びが不要
①外に布団を干さなくてもダニ退治できる
メリットの1つ目はなんといっても、外に布団を干す必要がないこと。
外に布団を干さなくても、布団乾燥機を使えばしっかりと布団を乾燥でき、ダニ退治もバッチリです。
ただ、ダニを退治できても、布団を乾燥させるだけではダニの死骸やフンなどハウスダストは布団に残ったまま。
ハウスダストで「くしゃみ」や「鼻みず」などに困っている方は、布団乾燥機と合わせて布団クリーナーを使うといいです。
僕も布団クリーナーとセットで使ってます。
②布団に花粉や黄砂などが付着しない
春先など花粉の飛散が増える季節は、花粉症の方にとっては大変な時期です。
外に布団を干して花粉がついてしまうと、夜寝る時にくしゃみや鼻水でなかなか眠れない…という問題も出てきます。
しかし、布団乾燥機を使えば室内乾燥なので、花粉や黄砂、PM2.5なども布団につく心配はありません。
こうした外からの粉末が布団に付着しないのも、布団乾燥機を使うメリットの1つですね。
③布団を干すための外への持ち運びが不要
布団を外に干すとなると、寝室からベランダ、屋根、庭までの往復が大変ですよね。
自分だけの布団ならまだしも、家族人数分の布団をすべて干すとなると…
- 4人家族なら4往復…。
- 週1回の頻度で月に16往復…。
かなり大変です。プラス思考なら「良い運動!」と割り切れるかもですが、毎回同じことを繰り返すとなると地味に大変。
水分を含んだ布団は重く、年齢を重ねてからの身体にはかなり堪えます。
その点、布団乾燥機を使えば、布団を外に持ち運ぶ必要がないので楽ちんです。
布団乾燥機を使うデメリット
布団乾燥機を使うデメリットは次の2つです。
- 布団乾燥機の購入に費用がかかる
- 布団乾燥機の使用に電気代がかかる
①布団乾燥機の購入に費用がかかる
布団乾燥機を使う最大デメリットとしては、購入費用がかかることです。1万円ちょっとくらい。
そもそも外に布団を干せるなら、布団乾燥機の購入は不要ですからね…。
布団を外に干せない理由がある方はしょうがないかもですが、この点はデメリットといえますね。
②布団乾燥機の使用に電気代がかかる
布団乾燥機を使うデメリットのもう1つは、電気代が余計にかかることです。
布団の外干しなら、布団乾燥機を使う必要がないので、当然電気代はゼロ円。
ですが、布団乾燥機を使う場合は電化製品なので…、少なからず電気代はかかってきます。
電気代といっても1回30分の使用で10円〜20円くらいなので大したことはないですが、この点が気になる方にとってはデメリットに感じるかもしれません。
布団乾燥機をおすすめする人
- マンション・アパートで外に布団が干せない人
- 天候に関係なく簡単に布団を乾燥させたい人
- 布団を外に持ち運ぶのが難しい人
マンション・アパートで外に布団が干せない人
マンション・アパートで外に布団が干せない人には、布団乾燥機は必須アイテムといっても過言ではありません。
何しろ、布団を乾燥させる方法が他にないですからね。
僕も賃貸マンションに住んでいますが、象印の布団乾燥機で少し前のモデルを使っています(下の写真)。
旧型ですが、パッと開くだけで使えるので、かなり使い勝手は良いですよ!
天候に関係なく簡単に布団を乾燥させたい人
梅雨や花粉の時期は、どうしても外に布団を干すのが難しくなります。
天候に関係なく、しかも簡単に布団を乾燥させたい人には、やはり布団乾燥機が便利です。
布団乾燥機を使えば、外に干せない布団もふかふかです。
布団を外に持ち運ぶのが難しい人
干す布団の数が多かったり、体力的に外に布団を持っていくのが難しい方は、布団乾燥機を使うのがおすすめです。
布団を外に持ち運ぶ必要もなく、寝室の布団に布団乾燥機をセットするだけ。
簡単ですね。
これだけで布団をふかふかの状態に乾かすことができます。
布団乾燥機をおすすめしない人
- 布団乾燥機の購入費や電気代をかけたくない人
- 外干しの匂いが好きな人
布団乾燥機の購入費や電気代をかけたくない人
購入費や電気代がもったいないという人には、布団乾燥機はおすすめしません。
大変かもですが、外に干すしかないです。
もしくは、布団干しスタンドを使うかですね。部屋干しですが、日光が入るところであれば、布団を乾かす目的は十分に果たせると思います。
外干しの匂いが好きな人
外に干した布団は、おひさまの匂いがして気持ち良いと感じる人も多いかと思います。
たしかに、あの匂いは良いですよね。
寝るときに気持ちよく眠れます。
布団乾燥機を使って布団を乾燥させても、あの心地いい香りは再現できないですからね。
もし外干しの匂いにこだわりがあるなら、布団乾燥機は使用せず、外干しするのがいいかと思います。
まとめ
今回は、普段使いとして便利な布団乾燥機を3つ紹介しました。
- マンション住まいで、ベランダに布団を干すのが禁止されている。
- 梅雨の時期で、なかなか外に布団を干せない。
- 布団が重く、外に干すまでの持ち運びが大変。
こういった悩みを持つ方は、ぜび布団乾燥機に頼ってみてください。布団を外に干さなくても、ふかふかの状態に乾かすことができますよ。