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メガネ売り場の商品配置、本当にそれでいいの?【売上UPに必要な工夫】

メガネ売り場の商品配置、本当にそれでいいの?【売上UPに必要な工夫】
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

先日、6年ぶりにメガネを新調しました。

比較的価格の安い有名どころ3社に行きましたが、どこのメガネ屋さんも売り場の商品配置にちょっと違和感がありました。

メガネが選びにくい…。

これにつきます。

もっとこうした方が「買い手は商品を選びやすいのにな〜」という話を今回はしようと思います。

デジ太郎
デジ太郎
メガネに限らず、店舗運営している方は参考にしてみてね!

現状のメガネ売り場の商品配置はどうなってる?

具体的なメガネ屋さんの名前は伏せますが、3社ともメガネ売り場の商品配置は、現状ブランド毎に陳列されていました。

ざっくりとですが、次のような配置です。

  1. 高級ブランドメーカーのコーナー
  2. 自社製ブランドのコーナー

高級ブランドメーカーのコーナーは基本的に商品ラインナップは多くありませんが、コンパクトに並べられてありました。

しかし、価格が比較的安いメガネ屋さんだと、展示されている商品のほとんどは自社製メガネです。

自社製の中で「軽いメガネ」、「つけ心地がいいメガネ」といった感じでブランド展開していることが多いです。

メガネ売り場の商品配置の問題点とは?

高級ブランドメーカーのコーナーは問題なし

今回僕が行ったメガネ屋さんは手頃な値段で購入できるところで、見た感じ、お客さんの年齢層は10〜30代と比較的低めでした。

デジ太郎
デジ太郎
ちなみに僕は30代前半だよ。

この年齢層が求めているメガネは「高級ブランド」ではないので、高級ブランドメーカーのコーナーは小さくコンパクトにまとめてあれば特に問題ないかと思います。スペースも多く占有しませんので。

高級ブランドメーカーのメガネが欲しい人は価格帯の高い店舗に行くことがほどんど。

価格帯の低い店舗に展示されたメガネは、大半は興味本位で見る方が多いかと思います。興味をもって、実際に購入するとなったら高級店に行くはずです(サービスレベルも上がるので)。

自社製ブランドのコーナーはちょっと問題あり

今回気づいた商品配置の問題点は、自社製ブランドのコーナーにあります。

先ほど紹介したように、メガネは次のようなコーナーで展示されていました。

  • 軽いメガネ
  • つけ心地がいいメガネ

僕もそうですが、この店舗を訪れたきっかけは「手頃な値段でメガネを購入できること」がほどんど。

商品のラインナップも多く、ファッション性が高いメガネが手頃な値段で買える。

めちゃくちゃ魅力ですよね。

それなのにどうして「軽いメガネのコーナー」、「つけ心地がいいメガネのコーナー」なのでしょうか?

自社オンラインショッピングサイトでは、次のように検索できるようになっているのに。

  • フレームの形
  • フレームの色
  • 価格帯

売り手が「軽いメガネ」などの商品ブランドを推したいからと思いますが、買い手はあまり興味がないかもです。

実際に買い手は、オンラインショッピングサイトで欲しいメガネをいくつか候補に選んでから店舗を訪問していることが多いです。

デジ太郎
デジ太郎
ネットの画像情報だけだと、実物と少しイメージが違う場合があるからね。

  1. ネットでメガネを選んで
  2. 実際に店舗にきて
  3. 実物のメガネをみて
  4. 試着して購入する

この流れが最近の買い手のよくある行動パターンです。

なのに、軽いメガネのコーナー?

違いますよね。

フレームの形が「ウェリントン」のメガネを見にきたのに、軽いメガネのコーナーに展示されていたり、つけ心地がいいメガネのコーナーに展示されていたり…。

これではメガネ選びが大変です。

メガネ売り場をもっと良くする商品配置の改善策!

メガネ売り場の商品配置をもっと良くしたいなら、オンラインショッピングサイトの検索方法と同じ商品配置にした方が、買い手は商品を選びやすいです。

メガネの売り上げをもっと伸ばしたいなら、自社や自分たち売り手の都合ではなく、買い手に優しい陳列にした方がいいです。買い手ファースト。

現状の商品陳列の構成

現状のメガネの商品陳列は、基本的に次のような構成になっているかと思います。

①自社製ブランド(価格帯)
 ∟②フレームの形
  ∟③フレームの色

上記のような階層です。

店舗の中は基本「自社製ブランド」のコーナーで分かれており、その中でフレームの「形」、「色」といった感じでメガネが展示されているかと思います。

これをちょっと工夫するだけで、買い手は商品を選びやすくなります。

改善後の商品陳列の構成例

改善後のメガネの商品陳列は、次のような構成を推奨例として挙げます。

①フレームの形
 ∟②自社製ブランド(価格帯)
  ∟③フレームの色

「フレームの形」のコーナーが先にあり、その中で「自社製ブランド」、「色」という感じに階層を変更します。

つまり、フレームの形と自社製ブランドの階層を変更しただけです。

もちろん買い手の多くが「自社製ブランド」を求めて店舗訪問しているなら、第一階層に「自社製ブランド」を持ってくるべきですが、

現状はファッション性を求める人が多いので、「フレームの形」を第一階層に持ってくる方がベターです。

実際に、オンラインショッピングサイトもそう設計されていますよね。これに合わせておいた方が買い手にわかりやすいです。

まとめ

今回は、メガネ売り場の商品配置の現状と問題、改善した方が良いポイントを紹介しました。

売り手の都合で商品を陳列するのではなく、買い手にとって優しい陳列にした方が売り上げは伸びやすいです。

メガネに限らず、店舗運営している方はぜひ参考にしてみてください。

デジ太郎
デジ太郎
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