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ITパスポートで、900点とって気づいたこと

ITパスポートで900点とって気づいたこと
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ITパスポートの難易度を体感するために、過去問を解いてみました。
結果的に、900点以上得点できました(9割正答)。
≫ ITパスポート過去問を解いてみた【得点は?】

実際に、ITパスポートの過去問を解いてみて、気づいたことは次の3つです。

  1. 他の情報試験と同じ問題が出題されている
  2. 問題は取捨選択した方が良い
  3. 苦手分野は強化しておいた方が良い

今回はこちらについて解説していきます。ITパスポート試験に合格するために有益な情報になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみに、僕は以下の情報処理技術者試験に合格しています。

デジ太郎の保有資格
  • 情報セキュリティマネジメント
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

基本情報技術者試験の合格体験記はこちら
≫ 基本情報技術者試験が難しすぎ!3回目でやっと合格できた話

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ITパスポートで900点とって気づいたこと①

「他の情報試験と同じ問題が出題されている」

いま僕が勉強している試験の過去問にて

僕はすでに応用技術者試験に合格しており、現在「ITストラテジスト試験」の勉強を進めています。

ITストラテジスト試験ってなに?

ITストラテジスト試験は、情報処理技術者試験の枠組みで難易度「レベル4」に位置付けられており、他には、システムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験などがあります。
≫ 詳しくはこちら(公式サイト)

これらレベル4の試験問題は、以下のような出題形式になっており、午前1の試験が共通問題になっています。

レベル4試験の出題形式
  • 午前1試験:多肢選択式 ← 共通問題
  • 午前2試験:多肢選択式
  • 午後1試験:記述式
  • 午後2試験:論文式

今回僕が解いたITパスポートの過去問は「令和2年度 10月分)」ですが、上記レベル4(午前1)の過去問と同じような問題が出題されていることに気づきました(平成29年度 秋期)。

それが次の問題です。

別の試験で出題された類似問題

ITストラテジスト 平成29年度 秋期(問30)

企業が請負で受託して開発したか、又は派遣契約によって派遣された社員が開発したプログラムの著作権の帰属に関し契約に定めがないとき、著作権の原始的な帰属はどのようになるか。

【選択肢】
 ア:請負の場合は発注先に帰属し、派遣の場合は派遣先に帰属する。
 イ:請負の場合は発注先に帰属し、派遣の場合は派遣元に帰属する。
 ウ:請負の場合は発注元に帰属し、派遣の場合は派遣先に帰属する。
 エ:請負の場合は発注元に帰属し、派遣の場合は派遣元に帰属する。

答え:(ア)

ITパスポート 令和2年度 10月(問12)

A社では、設計までをA社で行ったプログラムの開発を、請負契約に基づきB社に委託して行う形態と、B社から派遣契約に基づき派遣されたC氏が行う形態を比較検討している。開発されたプログラムの著作権の帰属に関する規定が会社間の契約で定められていないとき、著作権の帰属先はどれか。

【選択肢】
 ア:請負契約ではA社に帰属し、派遣契約ではA社に帰属する。
 イ:請負契約ではA社に帰属し、派遣契約ではC氏に帰属する。
 ウ:請負契約ではB社に帰属し、派遣契約ではA社に帰属する。
 エ:請負契約ではB社に帰属し、派遣契約ではC氏に帰属する。

答え:(ウ)

気づきましたか?

ITストラテジストの問題では「発注先」「派遣先」など、抽象化した単語を使っている一方で、ITパスポートの問題では「A社」「B社」など、少し具体的になっていますね。

一言一句まったく同じというわけではないですが、実際にITパスポートの過去問を解いてみて、他の試験問題ともほぼ同じ問題が出題されていることに気づきました。

ITパスポートの試験勉強で得られた知識は、ITパスポートだけでなく、次の上位試験にも活かせそうです。

ITパスポートで900点とって気づいたこと②

「問題は取捨選択した方が良い」

ITパスポートの合格ラインは?

まず質問があります。
ITパスポートの合格ラインは知ってますか?

ずばり、ITパスポートの合格ラインは「600点」です。
※1,000点満点

問題数は全部で100問あり、単純に「60問以上」を正答できたら合格です。

(実際には異なりますが、ここでは簡単のため1問10点で計算しています)

問題は取捨選択しよう!

すでにお気づきの方も多いと思いますが、ITパスポートに合格するだけなら、別に試験で900点も得点する必要はないんですよね。

  • ITパスポート試験で、900点台を目指そう!
  • ITパスポート試験で、800点台を目指そう!
  • ITパスポート試験で、700点台を目指そう!

こういった目標は不要かと。
あまり目標を高くすると大変なので、目標は「600点台」でOKです。

ではここで、どういった問題を確実に正答して、どういった問題を捨てて(間違えても)よいのか、取捨選択すべき問題について少しだけ紹介します。

※題材は「ITパスポート令和2年度 10月分)」です。

確実に正答したい問題

問7(BIツールに関する問題)

蓄積されている会計、販売、購買、顧客などの様々なデータを、迅速かつ効果的に検索、分析する機能をもち、経営者などの意思決定を支援することを目的としたものはどれか。

【選択肢】
 ア:BIツール
 イ:POSシステム
 ウ:電子ファイリングシステム
 エ:ワークフローシステム

この問題は以下の文言だけで判断できる、いわばサービス問題です。

  • 蓄積
  • データ
  • 分析
  • 意思決定

答えは「ア:BIツール」ですが、上記の文言があったらパッと見で正答しちゃいましょう。確実に正答したい問題です。

捨ててもよい問題

問62(10進数-2進数変換に関する問題)

10進数155を2進数で表したものはどれか。

【選択肢】
 ア:10011011
 イ:10110011
 ウ:11001101
 エ:11011001

この問題の答えは「ア:10011011」ですが、この問題は捨ててもITパスポートには合格できます。

実際に僕がITパスポートの過去問を解いた時も、この問題を捨てており、何というか・・・テキトーに解答しました。

運良く正解していたらラッキーな問題という位置付けです。

他の問題に正答すれば合格点は稼げているので、気にせず次の問題に進みましょう。

こんな感じで、解答すべき問題を取捨選択していけば、あまり苦労せずにITパスポート合格に近づけます。

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ITパスポートで900点とって気づいたこと③

「苦手分野は強化しておいた方が良い」

僕の苦手分野はココです

ITパスポートの過去問を解いてあらためて感じたのですが、僕は「ネットワーク系」の問題が苦手です。

「苦手」というのはちょっと、おこがましいかもしれませんね。

というのも、ネットワーク系分野の勉強をあまりしたことがないんですよね。

勉強していないのに苦手って、自分で言うのも変ですが、要は「やれよ」って話です。

ここは僕の反省すべきところです…。

あなたの苦手分野は?

僕はさきほど、次のように助言しました。

  • ITパスポートに合格するだけなら、600点台を目指せば良い。
  • 解答すべき問題は取捨選択しよう。

とはいえ、苦手分野があると、600点台に満たない可能性が出てくるかもしれません。

「ある人は問題なく600点以上とれるけど、他のある人は500点半ばをウロウロしている。」

おそらく後者の人はどこかに苦手分野があるはずで、600点を突破できずにいるかと思います。

あなたなら、この状態の場合どうしますか?

  1. 得意分野を伸ばす
  2. 苦手分野を伸ばす

どうでしょうか?
僕なら苦手分野を伸ばします。理由は簡単で「伸びしろ」が大きいからです。

ITパスポートの問題は、過去問を解けば解くだけ、得点が伸びるものばかりです。

過去問を使って、苦手分野の問題を集中的に解けば、ITパスポートの合格ラインである「600点」をクリアするのはそんなに難しいものではありません。

ITパスポート試験に1発で合格したいなら、事前に苦手分野を強化しておいた方が絶対に良いです。

まとめ

今回は、ITパスポートの過去問で実際に900点とってみて気づいたことを3つ紹介してきました。

気づいたこと3つ
  • 他の試験と同じ問題が出題されている
  • 問題は取捨選択した方が良い
  • 苦手分野は強化しておいた方が良い

上記3つは知っておいて損はないので、ぜひ参考にしてみてください。