- 未経験からIT業界で働きたい！
- 未経験からITエンジニアを目指したい！
ITパスポートはこういった方にオススメの資格です。
実際にIT転職したい方のなかには、ITパスポートを受けようと思っている方も多いのではないでしょうか？
ITパスポートを受ける方の多くは、
- IT業界で働くために、ITの知識を身につけたい。
- とにかく、１つでもITの資格がほしい。
こういった心境かと思います。
ですが、少しだけ不安に感じていることがあるかと思います。
それは、「ITパスポートは転職で有利になるの？」という疑問です。
今回はこの疑問について回答していきます。
ITパスポートは転職で有利になるのか？
結論からいうと、ITパスポートに合格したからといって、転職に有利になるとは限りません。
ITパスポートはIT資格の入り口。転職に「有利」になるためには、もっと上位の資格を保有している必要があります。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ITストラテジスト試験
しかし、ITパスポートの資格がないよりは、あった方が転職にはプラスに働きます。
面接官は「不安」を感じると採用を見送る…
ITパスポートに限らずですが、資格はその人の「能力」を証明します。
能力はひとの目でみることも、測ることもできません。
ですが、書類などの書き物の上では、能力は証明できます。
例えば、中途採用面接など、初対面、しかも少し会話しただけで「この人はITができる」ということは、正直わかりませんよね。
面接官としては、ITができる人を採用したいわけで…
- この人を本当に雇っていいのだろうか？
- 本当にITの仕事ができるのだろうか？
このように面接官が不安を感じてしまうと、採用を見送り…
結果的に「不採用」となってしまいます。
面接官は採用を決める「根拠」を求めている！
採用面接前には、面接官は必ず履歴書に目を通りますが、履歴書の資格欄に「ITパスポート」という記載があったら、どうでしょうか？
面接官は、これから面接する人にどういったイメージを持つでしょうか？
- この人はITパスポートに合格しているんだな。
- ということは、ITの基礎を理解しているな。
こういった感じで、面接官はその人に「ITの仕事はできるだろう！」といった良いイメージを持つはずです。これはITパスポートが、その人にITの基礎があることを証明してくれたおかげです。
面接官は採用を決めるにも何かしら根拠がほしいという心理があり、根拠があると面接官も「採用」を決めやすくなります。
よく覚えておいてね！
この場合、「ITパスポートに合格している」というのが根拠（理由）になり、面接官は採用を決定します。
こういった背景から、ITパスポートの資格を保有してないよりは、あった方が転職にプラスです。
ITパスポートは本当に転職に役に立つのか？
それでもなお、「ITパスポートは転職に役に立つの？」という疑問があるかもしれません。
ですが、安心してください。ITパスポートは転職に役に立ちます。
というのも、
- ITパスポートに合格している人
- ITパスポートに合格してない人
この２者では、やはり中途採用面接での印象があきらかに違ってきます。
具体例：あなたはどっちを採用したい？
例えば、あなたがIT企業の社長さんで、中途採用の最終面接をしていたとしましょう。
- ITの業務経験が全くなく、ITパスポートに合格してない人
- ITの業務経験はないけど、ITパスポートに合格している人
あなたなら、どちらの人を採用したいですか？
もし前者の「ITの業務経験が全くなくITパスポートに合格してない人」なら、ITの知識が全くない…というネガティブな印象ですよね。
ほとんどの方は、後者の「ITの業務経験はないけどITパスポートに合格している人」を採用したいと思ったはずです。
なぜ、ITパスポートに合格している人を選ぶのか？
では、なぜ、あなたはITパスポートに合格している人を選んだのでしょうか？
- 少なからず「IT」の基礎は知っている。
- 業務はやりながら学んでいけばいい。
おそらくこんな風に、採用後の姿に「期待」を持てたからではないでしょうか？
この時点で既にITパスポートが役に立っていますよね。ITパスポートに合格しているという事実があることで、中途採用面接での印象がグッと良くなります。
もちろんITパスポートに合格したからといって、確実に転職に有利になるとは限りませんが、ないよりはあった方が絶対にいいのは間違いないです。
ITパスポートに合格して転職に活かそう！
ITパスポートは国家試験の１つですが、難易度はそれほど高いものではありません。
10人受けて半分以上が合格しているよ！
「自分はIT未経験だし…本当に合格できるかな？」
こういった不安があるかもしれませんが、安心してください。
今の段階でITの知識はなくてOK。
３ヶ月くらい勉強すれば、だれでもITパスポートに合格できます。
これからITパスポートの勉強をはじめようという方は、こちらを参考にどうぞ。
≫ ITパスポート合格のための完全攻略法【まとめ】
３ヶ月後には、きっとあなたもITパスポートに合格しているはず。
ぜひITパスポートに合格して、転職に活かしましょう！
まとめ
今回は「ITパスポートは転職で有利になるのか？」というテーマで解説してきました。いかがでしたか？
ITパスポートに合格したからといって確実に「転職に有利になる」とは限りませんが、ないよりはあった方が、絶対にプラスに働きます。
転職の中途採用面接でも、面接官は常に採用の「根拠」を探していますし、根拠があれば心理的にも採用を決定しやすくなります。
その際、ITパスポートはその採用の根拠になり得ます。
あなたが本気で未経験からITエンジニアになりたいなら、まずは３ヶ月、ITパスポートの勉強に取り組んでみましょう。
≫ ITパスポートに最短で合格するための勉強方法【え、こんなに簡単！？】
