最近は、リモートで働けるとしてITエンジニアに注目が集まっています。
- 文系だけど、ITエンジニアになりたい。
- 文系出身だけど、IT業界に転職したい。
こういったニーズが増えています。しかし一方で、
「文系の自分でも、本当にITエンジニアになれるかな？」
こういった悩みを持つ方が少なくないのも事実です。
そこで今回は「文系でもITエンジニアへの転職は可能なのか？」という点について解説していきます。
- 文系でもITエンジニアになれるのかどうかがわかるようになる。
- 文系からITエンジニアになるためにやるべきことが明確になる。
文系でもITエンジニアへの転職は可能なのか？
ずばり文系／理系に関わらず、ITエンジニアへの転職は可能です。
というのも、ITエンジニアへのニーズが増えているからです。
もっと言うと、ITエンジニアの数が足りていないという状況。
こういった状況はチャンスです。結局はこういったチャンスをつかめる人が、ITエンジニアになれると思います。
理系だけがITエンジニアになれるとは限らない
そもそも理系だけが「ITエンジニア」になれると思っていませんか？
もしそうだとしたら、それは間違いです。
理系／文系に関わらず、または学歴問わず誰でもITエンジニアにはなれます。安心してください。
実際にITエンジニアの中には文系出身の方もたくさんいます。ちなみに僕は理系出身ですが、情報系（IT系）を専攻していたわけではなく、機械系専攻でした。
そんな僕でも今はITの仕事をしており、一緒に働いている仲間の中には、
- 高卒
- 専門卒
- 文系大卒 など
いろんな学歴の方がたくさんいます。これが実態。
理系や文系、学歴問わず、ITエンジニアになれるチャンスは誰にでもあるので心配は無用です。
あなたが文系だからといって、ITエンジニアを目指すのを諦める必要はないですよ。ここで諦めたら本当にもったいないです。今、ITエンジニアにはニーズがあり、人手が足りないくらいなので。
このチャンスをあきらめると、きっと後悔します。
ITエンジニアへのニーズは増えている
出典：IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果
経済産業省のレポート(上図)によれば、今後ますますITエンジニアが不足していくという状況。
この先、仮に企業が「理系出身」の人だけを採用していけば、今後ますますITエンジニアが足りなくなるのは容易に想像できるかと思います。
こういった状況をみてもなお、「自分はITエンジニアになれない…無理だ…」と悲観するなら、おそらくその通りになると思います。
企業はITエンジニアをどう採用していくか？
今後ITエンジニアの数が不足していくのはほぼ間違いないですが、これを補うために企業はどう対策していくと思いますか？
真っ先に思い浮かぶのは、次のとおり。
「理系以外の人を雇おう！」
理系を募集して人が足りないのなら、文系を雇うことを考えるはず。
もっと言えば、理系／文系問わず、それ以外にもやる気のある人、ITに興味・関心のある人を雇うことを考えると思います。
なぜなら、このままではITエンジニアの数が足りないのだから。
こういった背景を考えると、必然的に「文系からITエンジニアになることは可能」ということがわかるかと思います。
実際にググったり、転職サイトや転職エージェント、ITスクールのスタッフに相談すればすぐにわかることですが、文系からITエンジニアになる人は増えています。
あなたには、ITの適性はありますか？
当たり前ですが、ITエンジニアにニーズがあるのは、ITに適性があっての話です。
文系だからといって誰でもいいか言うと、そうではありません。もちろん、理系にも同じことが言えます。
あなたに「IT」の適性はありますか？
こんなことを言うと、もしかしたら「自分にはITの適性がないんじゃないか？」と不安を感じる人もいるかもしれません。
しかし、安心してください。次で紹介するある２つのことをやれば、全く問題ありません。
文系からITエンジニアに転職するためにやること２つ
文系からITエンジニアになりたいなら、やることは次の２つです。
- ITの知識を身につけること
- ITスキルを身につけること
シンプルにこの２つだけです。
①ITの知識を身につけること
この記事を読んでいる方の多くは、おそらく
- 文系出身の方
- ITに関しては初心者、または未経験
こういった方が多いかと思います。あなたはこれに該当しますか？
もし該当するなら、まずはITの知識を身につけるところから始めましょう。ITの知識を身につけるには、ITパスポートの勉強から始めるのがおすすめです。
ITパスポートを勉強すれば、ITエンジニアになるために最低限必要な知識を幅広く学ぶことができます。
②ITスキルを身につけること
ITのスキルを身につけるには、まずは独学でプログラミングをやってみるのがおすすめです。
プログラミングの独学には、無料のプログラミング学習サイトを使うといいですよ。いきなり、お金をかけて勉強するのは少しハードルが高いかと思いますので。
ただ、プログラミングの独学は挫折しやすいので注意が必要です。
≫ プログラミングの独学で挫折する理由とは？
「プログラミングの独学で挫折しそう…」と不安な方はこちらも参考にどうぞ。
文系から本気でITエンジニアへ転職を目指すなら
ITエンジニアになりたい理由は人それぞれですが、あなたがこれを本気で望むなら、今すぐ行動に移すべきです。
「機会があれば…そのうち。」
こんな感じに思っていても、結局やらないことがほとんどです。もっと言うと、その機会はいつまで経ってもやって来ません。
機会を作るのは他の誰でもなく、あなたです。
近い将来「なりたい自分」になるには、それに見合った行動が必要。
やるかやらないかはあなた次第ですよ。
本気でITエンジニアになりたいなら、今あなたができることを、今日から行動に移していきましょう。
まずは３ヶ月、本気を出してみませんか？
ITの知識とスキルを身につけるには、最低でも３ヶ月は必要です。
まずは３ヶ月、あなたがどこまで本気か試してみませんか？
ITの知識から身につけてもいいですし、いきなりプログラミングを始めてもOKです。
プログラミングならやったことが確実に結果として返ってくるので、ハマればゲームみたいに時間を忘れるくらい没頭できますよ。
「一人じゃプログラミングは無理…」という方へ
もしプログラミングを一人で進めるが難しいなら、オンライン対応のプログラミングスクールを活用するのもありです。
わからないことがあればチャットで質問できますし、すぐに回答がもらえるので圧倒的に学習効率が良いです。
多少費用はかかりますが、本気でプログラミングを学びたい方は活用してみてください。
まとめ
今回は「文系でもITエンジニアへの転職は可能なのか？」というテーマで解説してきました。いかがでしたか？
この記事を読むまでは、
「文系の自分でも、本当にITエンジニアになれるかな？」
こういった不安があったと思います。
今はどうでしょうか？
自分でもできるような気がしませんか？
そう思えたならラッキーです。近い将来、必ずITエンジニアになれますよ。
あとは、やるか／やらないか。
ぜひ今回紹介した次の２つを、今日から取り組んでみましょう。
- ITの知識を身につける
- ITスキルを身につける
