- TOEICで600点を取得したい!
- TOEICで700点を取得したい!
こういった方は、まずは英単語を覚えることに集中しましょう。
文法や速読などは後回しでOK!
TOEICで600点以上を取りたいなら、英単語を覚えることを第一優先にしてください。
単語の意味さえわかれば、TOEICで600点なんて本当にすぐです。
僕もこの方法でTOEIC700点を超えました。
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使用する単語帳には、TOEICの単語帳でベストセラーの「金フレ」がおすすめ ↓
この1冊を覚えるだけで、だれでも簡単にTOEIC600点は超えられます。
今回は、金フレを使ったTOEIC英単語の覚え方について解説していきます。
この内容を実践すれば、効率よく英単語を覚えることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
それでは早速みていきましょう!
TOEIC英単語の覚え方【全5ステップ】
TOEIC英単語の覚え方としては、次の5ステップでやるのが効率的です。
- 音声を聞きながら英単語と和訳を音読する
- 音声なしで英単語と和訳を音読する
- イメージしながら英単語を音読する
- 覚えられない単語に絞って音読する
- 覚えた英単語を関連づける
ポイントは1回で覚えようとしないこと。
繰り返し何回も英単語に触れることで自然と覚えられます。覚えるというより「慣れる」といった表現の方が適切かもしれません。
例えば、1日200語を音読し、余裕があるときは400語を音読するという感じ。
金フレにはサプリメントを除くと、1,000単語入っているので、毎日200語を読み進めれば5日で単語帳を1周できます。1ヶ月=30日とすると1ヶ月で単語帳を6周もできます。
英単語を効率よく覚えたいなら、このやり方を徹底しましょう。
音読しつつ、単語帳を高速回転するイメージです。
はじめは質より量。
とにかく量をこなしましょう。
ステップ1:音声を聞きながら英単語と和訳を音読する
TOEIC英単語を効率よく覚えるためにはまず、音声を聞きながら英単語を音読しましょう。
そして和訳も続けて発音しましょう。
金フレの音声データは、金フレを購入すると無料でダウンロードすることができます。他にもYouTubeなどでも金フレの音声を聞くことができます。
こういった音声データを活用し、単語帳をみながら英単語の発音を聞き、聞こえた英単語の音と和訳を何回も何回も繰り返し声に出すようにしましょう。
これがTOEIC英単語を覚えるための第一ステップ。
これをすると、初めは知らなかった英単語でも、少しずつ「知っている」という状態にもっていけます。
ステップ2:音声なしで英単語と和訳を音読する
TOEIC英単語を効率よく覚えるための第2ステップは、音声なしで英単語と和訳を音読すること。
これをすることで英単語の「発音」を自分の頭で認識し、さらに英単語の「意味」が覚えやすくなります。
例えば、次のような感じで「1単語=2〜3秒」でテンポよく英単語と和訳を音読していきます。
- latest → 最新の
- submit → 提出する
- transportation → 輸送手段
こんな感じ。これを続けていきます。
ここでは無理に、英単語の意味を覚えようとしないでOKです。
「英単語を目でみて音読し、和訳を目でみて音読する」
ここに意識を集中してください。
ポイントは視覚と聴覚を使っているところです。視覚と聴覚を使えば、自然と自分の中に記憶されやすくなります。
ステップ3:イメージしながら英単語を音読する
第3ステップは、第2ステップの応用です。
英単語を音読するのには変わりありませんが、1つだけ追加です。
英単語を目でみた時に、頭の中に単語のイメージを思い浮かべること。
これを意識してください。
TOEICでは短時間で多くの問題を解く必要があります。英単語を1つずつ和訳している時間はありません。
そんなことをしていたら時間が本当にもったいなく…全問題を解答しきれません。
TOEICでは、英語で話されるものや英語で書かれていたりするものを理解できればいいので、和訳せずとも自分の頭の中で情景がイメージできればOK!
英単語を目でみて瞬時にイメージできれば、和訳する必要がないので、その分リスニングパートやリーディングパートで時間を有効に使えます。
そのために、イメージしながら英単語を音読することを、第3ステップでは徹底してください。
ステップ4:覚えられない単語に絞って音読する
第4ステップは、第1ステップから第3ステップの仕上げです。
- 英単語の発音を理解し自分で正しく発音できる
- 英単語を目でみて瞬時に情景がイメージできる
この2つができる状態になったら、その英単語は覚えたも同然。
覚えた英単語を繰り返すのも非効率なので、次は覚えていない英単語に特化して音読をしましょう。
具体的には、単語帳で上記2つができていない英単語にチェックを入れ、チェックを入れたものだけに特化して音読を繰り返します。
上記2つができるまで、何回も何回も音読を繰り返します。これをするだけでTOEICに必要な英単語は必ず覚えられるようになります。
次は第5ステップです。もう少しなので頑張りましょう!
ステップ5:覚えた英単語を関連づける
第5ステップは最終段階。
ここまでの過程は1単語ずつ覚えていくものでしたが、第5ステップでは今まで覚えた英単語を関連づけていきます。
第5ステップをやり遂げれば、爆発的に英単語の知識が広がります。
せっかく第1〜4ステップまで頑張ってきたのに、第5ステップだけやらないのは本当にもったいないです。ぜひ最後までやり遂げましょう!
具体的に何をするかというと、次のとおり。
- 英単語を品詞別に覚える
- 英単語の類義語を覚える
- 英単語の反意語を覚える
この3つです。
TOEICではこれらを意識した問題が本当によく出るので、覚えておいて絶対に損はないです。
詳しくみていきましょう!
英単語を品詞別に覚える
1つの単語でも品詞には名詞や動詞、形容詞などがあるので、これらをまとめて覚えていきます。
例えば、次のとおり。
- resident(名詞)→ 住民
- reside(動詞)→ 住む
- residential(形容詞)→ 住宅の
resident は名詞で「住民」という意味ですが、動詞ではreside という形になり「住む」という意味になります。
形容詞ではresidential、こちらは「住宅の」という意味です。
「名詞なのか?動詞なのか?形容詞なのか?」の違いで単語のスペルが少し変化するだけです。意味は似ているので覚えるのもそんなに苦労しないはず。
実際には、金フレの見開きページ(右側)に「名」「動」「形」などの表記があるので、こちらに記載があるものを覚えていけばOKです。
英単語の類義語を覚える
品詞と同じく、類義語もセットで覚えると語彙力は格段に増えていきます。
こちらも金フレの見開きページ(右側)に「類」という表記があるので、実際にはここに記載があるものを覚えていきます。
例えば、次のとおり。
- significant, considerable, substantial(かなりの)
- emphasize, stress, highlight, underscore(強調する)
- typically, usually, generally, normally(通常、普通は)
こういった類義語をまとめて覚えていきます。
ちなみに、TOEICでは言い換え問題が頻出するので、類義語を覚えておくと言い換え問題に強くなります。
英単語の反意語を覚える
反意語もセットで覚えると、効率よく語彙力を増やせます。
反意語には、例えば次のようなものがあります。
- correct(正確な)⇔ incorrect(不正確な)
- properly(適切に)⇔ improperly(不適切に)
- stable(安定した)⇔ unstable(不安定な)
基本的に「in」や「un」が英単語の先頭につけば、否定形に変わります。このルールを覚えておくだけでもOKかもしれません。
ちなみに「im」は「in」の変化形。properlyの先頭がpなので「n」が「m」に変わっています。
金フレでは「反」という表記があるので、こちらに記載があるものを覚えていけばOKです!
まとめ
- TOEICで600点を取得したい!
- TOEICで700点を取得したい!
こういった方のために、今回はTOEIC英単語を効率よく覚える方法について解説しました。
結論としては、次の5ステップ。
- 音声を聞きながら英単語と和訳を音読する
- 音声なしで英単語と和訳を音読する
- イメージしながら英単語を音読する
- 覚えられない単語に絞って音読する
- 覚えた英単語を関連づける
こちらを何回も何回も繰り返していきます。要は音読しつつ単語帳を高速回転する感じです。
TOEICで600点以上を取りたいなら、ぜひこちらを実践しましょう。
文法や速読などは後回しでOK!
この5ステップをたった1冊の単語帳で実践するだけで、だれでも簡単にTOEIC600点は超えられますよ。